初心者の中国株長期投資

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人民元国際化〈4〉 ドルペッグ

-がんばれ、中国株長期投資宣言!!-

 「対外貿易の人民元建て決済を試験的に導入」に対する香港の反応は、どうだったのでしょうか。
 香港政庁トップの曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は、
 「人民元の決済センターとなり、国際金融ハブの地位を確固たるものにできる」
 「香港は、貿易人民元決済の最初の拠点となるために必要な実務的準備を終えている」
 「為替変動リスクを抑え、香港の銀行に商機をもたらす」
(2009年4月10日「NNA.ASIA」)
 と、好意的かつ積極的な発言をしています。
 さて、曽蔭権行政長官の発言の中で「為替変動リスクを抑え」とありますが、香港は為替変動に対して1つ問題を抱えています。
 その問題とは通貨のことです。香港の通貨は人民元ではなく香港ドルです。そして、香港ドルとは米ドルとのペッグ(連動)制なのです。
 ドルペッグとは、自国の通貨を米ドルに連動させる仕組みのことです。為替レートの変動を抑え、対米貿易の採算を安定させる効果があります。
 しかし、金利の上げ下げなど自国の経済政策を無視して米国に合わせなければならない、という弊害があります。
 これにより自国の景気が過熱気味でも米国に合わせて金利を低くしたために、物価が急上昇しインフレになるなんてこともあるのです。
 香港は現在もドルペッグですが、2005年5月18日より目標相場圏制度が導入され、1US$対7.8HK$から、1US$=7.75~7.85HK$の間の変動を認めています。
 人民元は2005年にドルペッグを廃止しています。
 そうすると、「対外貿易の人民元建て決済を試験的に導入」することにより「為替変動リスクを抑え」られるという曽蔭権行政長官の発言は、本来は為替レートの変動を抑え、対米貿易の採算を安定させる効果があるはずのドルペッグを否定したことになるのです。ここ重要なので憶えておいて下さいね。
 また、2008年8月4日付「プレジデントロイター」が、ドルペッグに対する香港の曾俊華(ジョン・ツァン)財政長官のコメントを次のように報じていました。
 「香港の曾俊華(ジョン・ツァン)財政長官は、香港ドルの対ドルペッグ制を廃止する計画はなく、同制度が香港のインフレ高進の主な原因とはなっていないとの見解を表明した。
〈中略〉
 長官は、1984年に導入されたペッグ制は香港ドルの安定的な推移に貢献してきたと述べた。
〈中略〉
 香港ドルが弱含んでいる米ドルにペッグされていることで輸入価格が押し上げられているとの批判もでている」
 曾俊華財政長官はインフレの原因がドルペッグであることを否定しています。しかし、「香港ドルが弱含んでいる米ドルにペッグされていることで輸入価格が押し上げられているとの批判もでている」ということが、ドルペッグによる弊害であることは否めません。
 そして、2009年4月9日付「人民網日本語版」も次のように報じています。
 「ここ数年来、香港ドルと米ドルのレートが不安定なことから、香港企業の対外貿易での人民元建て決済を求める声が高まっていた。香港の輸出入企業は人民元建て決済によって、為替レートによる損失を減らしたいとしている」
 そして、これらドルペッグの批判がある中、香港の曽蔭権行政長官のコメントを2009年4月9日付「ロイター・ジャパン」が次のように報じました。
 「香港の曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は9日、近く香港で運用が開始がされる人民元建て貿易決済について、国際金融センターとしての香港の地位を強化するものだとした上で、『香港の金融安定の要である米ドルとの通貨ペッグ制に影響を与えることはない』と述べた」
 曽蔭権行政長官もやはりドルペッグを擁護する発言を述べたのです。
 ところが、その2日前の2009年4月7日付「日経ビジネスオンライン」は、曽蔭権行政長官が前言を覆す発言を次のように報じていたのです。
 「先週、香港の曽蔭権行政長官が『人民元の完全な交換性が実現すれば、香港ドルの連動対象を米ドルから人民元に切り替える可能性もあり得る』との見解を示した。香港政庁のトップが米ドルとのペッグ(連動)制の見直しに言及するのは異例だ。長官は実現までに長い時間がかかるとしたが、中国の市場改革の動きが香港で波紋を広げているのは間違いない」
 なんと、こちらの報道では曽蔭権行政長官が、ドルペッグの見直しに異例の言及をしていたのです。
 同じ時期の報道で異なる発言をしたように見える曽蔭権行政長官。
 香港政庁のトップともあろう曽蔭権行政長官に何があったのでしょうか。
 実は、この曽蔭権行政長官の「ロイター・ジャパン」と「日経ビジネスオンライン」の2つの発言は通して読むことによって次のように繋がっていたのです。
 「対外貿易の人民元建て決済を試験的に導入」によって短期的に香港の金融安定の要である米ドルとの通貨ペッグ制に影響を与えることはない。
 しかし、長期的には人民元国際化が進み、人民元の完全な交換性が実現すれば、香港ドルの連動対象を米ドルから人民元に切り替える可能性もあり得る。
 また、本稿の最初にあった曽蔭権行政長官の発言も実は、ドルペッグを否定していたことを思い出して下さい。

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Comment
2009.04.24 Fri 19:51  |  まめっち #k0vrGlps
チャイナシャドーさん、はじめまして。コメントいただいていたのに返答が遅くなってしまいすみません><;。

相互リンクの方、させていただきました。すごく書き込みをされているのでまめっちも刺激を受けました。現在ブログの方は休止中ですが、とりあえずFXの日々の記録をつけることでもしてみようと思っています。
リンクしました  [URL] [Edit]
2009.04.24 Fri 23:06  |  チャイナシャドー #-
 まめっちさん
相互リンクありがとうございます。
こちらも完了したので今からそちらに行こうと思います。
では、今後とも宜しくお願い致します。
相互リンクありがとうございます。  [URL] [Edit]







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