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【香港証券取引所(00388)】 上海の復権〈1〉揺らぐ香港の地位

 2009年3月25日、中国政府が「2020年までに上海に国際金融センターを建設する」と発表し、香港に動揺が走りました。
 まずは発表までの歴史の歩みを振り返ることにします。
 「20世紀初め、上海がすでに極東の有名な国際金融・貿易センターになっていた時、香港はまだ立ち遅れていた」(2007年7月24日付『北京週報日本語版』)。
 そして、「戦前中国の金融センターであった上海は、計画経済下の停滞期を経て、近年、改革開放の波に乗り、その活力と大きな潜在能力を見せつけてきた。長江流域という広大な後背地や巨大な経済力、整備されつつあるインフラ、高度化が進む科学・技術と教育・人材の質など、上海はその優位性と好条件により、国際金融センターとしての輝かしい展望を示唆している。現に、この十年間、上海は浦東新区の開発を梃子に、連続して10%を上まわる高成長を遂げており、証券取引所を中心に立派な金融街も姿を現しつつある。 一方、1997年7月1月に中国に返還された香港が、そのすぐ後に勃発したアジア通貨危機を受けて、不況に陥っている。昨年以来の世界経済の減速も加わり、香港経済はいまだ回復の目処が立っていない。こうした中、香港の国際金融センターとしての地位がいずれ上海に取って代わられるのではないかという見方が盛んになっている」
(2002年3月8日付『実事求是』)
 2002年の段階で既に香港の国際金融センターとしての地位がいずれ上海に取って代わられるのではないかという見方が盛んになっていたのですね。
 時代は進み2007年7月24日付「北京週報日本語版」は「上海証券取引所の取引額は昨年、香港を上回った」と、次のように報じました。 
 「上海はビジネスコストで香港より競争力があり、上海証券取引所の取引額は昨年、香港を上回った。北京師範大学の賀力平教授は『上海は国際金融センターになる強みを持っている。まず、経済・地理的条件だ。中国最大の港湾都市であり、国際交通は至便で、貿易も急速に発展している。しかも経済が最も発達し、成長率が最も速い長江デルタ地帯に位置しており、発展の潜在力は非常に大きい。香港に比べ、上海は中国経済全体からエネルギーをより得ることができる。経済力とそれに連動する長江デルタ経済地帯については、香港は比べることもできない』と指摘する。上海には豊かな金融の歴史がある。かつては極東最大の国際金融センターの1つで、多くの貴重な経験や教訓が残されており、それが国際金融センターを構築するうえで歴史的な名誉、信用となるだろう。 上海の金融業には国内の有名大学の卒業生が集まり、資質の高い金融の人材が蓄積されている」
 こうした中、上海が動き始めたのです。
 2009年2月10日付「MSN産経ニュース」は「国際金融センターの座へ上海逆襲『規制緩和』戦略で香港追撃」と題して、次のように報じました。
 「香港をライバル視する上海が中国最大の『国際金融センター』の座を狙って、市場機能の向上に動いている。規制緩和など8分野の金融政策を早ければ6月までに条例として制定し、金融危機で地盤沈下している香港や海外市場を“逆襲”する戦略だ。疲弊した欧米金融機関から人材の引き抜きも進めており、アジアを代表する金融センターとして君臨した戦前の上海復活を目指す。
 関係筋が10日明らかにしたところによると、上海市当局は、国際金融センター建設のための具体的目標を定める『上海市国際金融センター建設推進条例』を制定する方針だ。資本自由化や市場体系、人材確保、リスク防止など、規制緩和と環境整備に向けた8分野で40条にわたる条例となる。
 これまで国有を含む中国企業の多くは、国際金融都市・香港での上場を成長の近道としてきた。金融機関や機関投資家の成熟度に加え、国際兌換(だかん)通貨である香港ドルでの資金調達が魅力だったからだ。 ここ数年は中国経済の発展に伴い、上海上場による人民元資金の調達が急拡大してきたものの、1991年に証券市場がスタートしたばかりの上海にはまだ、市場や金融機関のノウハウが十分にない。
 こうした中、世界を襲った金融危機を上海市当局はむしろチャンスととらえた。香港やシンガポール、東京などアジアの先進市場が縮小傾向にあえぐ一方で、上海市場は米国のサブプライムローンなどの影響が限定的だったためだ。上海市当局は、市場環境の整備を進めて国際競争力を高める戦略に打って出た。
 昨年12月には、中国の約30の金融機関の採用担当者を引き連れて、米国のニューヨーク、シカゴ、英国のロンドンを回り、各国の金融機関勤務経験者を対象にした採用説明会を開催した。資金運用マネジャーなど約170の採用ポストに対して、3000人以上が応募。金融危機などでリストラされた優秀な人材を確保する狙いが当たった。
 上海市内で証券取引所や金融機関が集中する浦東新区では、すでに昨年「金融人材実施弁法」を施行し、国内でも金融関連人材の獲得に乗り出している。上海商報によると同区は、昨年7月から同弁法に基づいて区内の30の金融機関に勤務する2000人に住宅補助金を支給。同区に居住する金融機関の管理職への家賃補助など、人材の確保や養成に向け、3年間で20億元(約264億円)を投入する計画を進めている。 だが課題も多い。上海証券市場のメーンボードであるA株は人民元建てで、外国人の売買には大きな制限がある。また、そもそも人民元が国際通貨として扱われていないなど、上海は“巨大なローカル市場”にとどまっているのが現状だ。
 上海対外貿易学院の陳子雷副教授は、『上海市場の国際化は市当局の努力に加え、通貨政策や証券制度など国家レベルの規制緩和が必要。上海は市レベルで可能な限りの整備を進め、中央政府を突き上げる戦術ではないか』と話している」 上海がこうした動きに出たのは、2009年3月26日付「人民網日本語版」が報じた次のような、金融センターとしての成熟度があったからなのです。
 「金融市場がどれほど完備されているかは、国際金融センターの成熟度をはかる重要な指標となる。上海金融市場の影響力は日増しに拡大している。
 上海はすでに、株式・債券・為替・外貨・商品先物・OTCデリバティブ・黄金・財産権取引市場など全国的市場システムを構築しており、国内の金融市場センターとなっている。取り扱い種類がこれほどそろった金融都市は世界でも数少ない。
 上海金融市場の取引総額と規模は大きな成長を続けている。07年の取引総額は127億6千万元に達した。前年比成長率は117%となり、06年の成長率69%を大きく上回った。
 上海金融市場の規模も大きく拡大し、世界での一定の地位を占めるようになった。07年、上海証券市場の株式取引総額は30兆5400万元に達し、世界第7位、アジア第2位につけた。上海にある中国外貨取引センターの債券流通残高は13兆元に達し、世界第7位につけた。上海先物取引所の一部の商品も世界のトップレベルに達している。天然ゴムの取引額は8兆7千億元(世界第1位)、銅の取引額は10兆1千億元(世界第2位)となった。
 直接金融総額の全国に占める割合は、国際金融センターの建設可能性をはかる最も重要な指標となる。上海金融市場の発行した株式・国債・社債・上場企業債・企業短期信用取引を見ると、国内全体の融資に占める割合は05年には17.7%、06年には20.0%、07年には25.2%と着実に増えている。国内企業の上海での直接融資額は02年から07年までに2兆元に達している。そのうちの95%は上海市以外の企業への融資となっており、全国的なサービスを行う能力があることがわかる」
 そして2009年3月26日付「人民網日本語版」は次のように報じました。
 「国務院常務会議は25日、現代的サービス業や先進的製造業の発展と国際金融センターや国際水運センターの建設の上海による加速を促すことに関する意見を審議し、原則的に採択した。国際金融センターの上海への建設が国家の文書として初めて正式に認められたことになる。国家戦略としての位置付けと発展への高い要求がうかがえる」
 ついに国務院つまり中国政府が、国際金融センターを上海に建設することを国家の文章で正式に認めたのです。現国際金融センターの香港が動揺するのも無理もありません。
 香港証券取引所(00388)を主力としているチャイナシャドーも動揺してます(泣)。
 香港証券取引所(00388)は、これからどうなるのでしょうか。

【持ち株】 香港証券取引所(00388) 東方電気(01072)

■ グローバルリンクアドバイザーズの戸松信博氏は、マネーポスト2009年1月号で次のように述べています。
 「中国が内需主導で今回の世界的な不況を乗り切れば、中国株は今後15~20年かけて?最大バブル?に突入すると見ている。日本の70年代以降をトレースすれば、その時の株価が現在の10倍になっていたとしても何ら不思議はない。
 米国の影響もあって今後1~2年は苦しいだろうが、やがて中国ひとり勝ちの独歩高に向かう可能性が高い。この1~2年でいかに買い貯められるかが勝負の分かれ目といえるだろう」
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